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いきなりマッサージをしてはいけない
シワやほうれい線を深くしない為には、筋肉の凝りやしこり、よじれをほどく事です。
そのためにまずやるべきは、口腔内の歯の尖がりや出っ張りを取り除くこと。
そうすると舌や唇に歯が当たらなくなり、舌や唇が反射的に避けたり変に動くことが無くなり、本来通りのスムーズな動きが出来る様になります。
すると筋肉の内部のよじれやしこりが取れてゆき、筋肉が柔軟になり、大きく動かす事が出来る様になります。
でもこれってかなり徹底的にしないとダメです。
何故なら笑うと唇がどんどん上に上がって、思った以上に口角が大きく挙がるからです。
歯がストッパーになっている
笑うと新しい歯の当たりがこれでもかと出てきます。
こんなに上の所まで当たっていたなんて・・・
それを全部取り除くと唇はいっきに跳ね上がります。
ストッパーがやっと取れたと言った様に、途中で引っ掛からなくなります。
気持ちいいくらいの大きな笑顔です。
患者さんもビックリ。私の笑顔ってこんなに挙がるんだ!とそれこそ笑いが止まりません。
私は笑顔2.5倍の法則と呼んでいますが、笑顔時の口唇の長さは鼻翼の長さの2.5倍以上はあります。
笑顔2.5倍になるのは若さの証
もしそうでない場合は、残念ながら表情筋の老化が進んで硬くなっているという事です。
シワとは皮膚のすぐ下でよじれている筋肉の繊維の紐の様なものです。
例えば机の上に紐を置いて、その上に皮のシーツを1枚置くと、くっきりと紐の姿が浮かび上がる様なもの。
よじれた繊維の紐を取り去れば、その上に浮かんだ皮膚のシワはピンと伸ばすことが出来ます。
だからマッサージには注意が必要
当医院の口腔内外マッサージの原理は、この様に皮膚の下の紐を取り除く作業の様なものです。
ところがうかつに紐が絡む方向に筋肉繊維ねじってしまうと、紐はもっと大きくなり、益々硬くなってしまうのです。
なので方向を見定めて、正しい方向で適切な力でマッサージをしないといけません。
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